東京都水道局の取り組み
安全でおいしい水プロジェクト
東京都水道局では、従来から安全でおいしい水の安定的な供給を目指し、水道水の安全性の確保やおいしさの改善を図ってきました。しかしながら、消費者のニーズが高度化、多様化していることから、さらなる水質の向上を目指し、「安全でおいしい水プロジェクト」を進めています。
高度浄水処理の導入
安全でおいしい水プロジェクトでは、利根川水系を原水とする全浄水場について、平成 25 年 10 月までに、取水量の全量を高度浄水処理できるよう整備がすすめられました。これにより、通常の浄水処理では十分に除去できないかび臭原因物質、カルキ臭やトリハロメタンのもととなる物質等を除去・低減し、より一層安全でおいしい水がつくられます。
徹底した水質管理
水道水のカルキ臭を引き起こす残留塩素やトリクロラミン、かび臭原因物質や有機物等 8 項目について、国が定めた水質基準より高いレベルの「おいしさに関する水質目標」を東京都独自に設定し、目標達成のための取り組みを行っています。
良好な水源水質の確保
樹齢の異なる樹木を生育する複層林化の推進や、間伐、枝打等の保育作業を着実に行うことで、水をはぐくむ豊かな森を守り、良好な水源水質を確保していきます。
なぜ今、 直結給水が求められるのか
このように、東京都水道局の取り組みによって、東京都の水は大きく変わってきています。しかしながら、旧来の受水槽式の給水設備を使用した場合、受水槽の汚れによってせっかくのおいしい水をそのまま飲むことが出来ません。東京の水が「安全でおいしい水」に変わる今だから、清潔な 直結給水が求められています。
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